けいちゃんのつぶやき-想像&工夫-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
”弱視”は”見えにくいこと”を指すとご存知の方もいらっしゃると思います。実際にどれぐらい見えているのか、どういうふうに見ているのか、どこまで見えているのか、何が見えにくいのか、想像つきませんよね。弱視の見え方は様々で、見え方によって、皆さんの工夫も異なります。目も筋肉と同じように使用しないと衰弱してしまうため、今ある”見える状態”を最大限に活用し、生活しています。
けいちゃんが仕事している時の工夫をご紹介しますね!
⚫︎けいちゃん見え方
・視覚障がいになった時期:先天性(生まれた時から)
・視力:両目とも0.03
・視野(見える範囲):両目ともストローの穴と同じ大きさ
・その他:眩しいのが苦手
*矯正不可
⚫︎工夫している内容
・パソコン:一部分のみ拡大 / ポインターを拡大
・スマホ:一部分のみ拡大
・書類:ルーペ(虫眼鏡)を使用 / PDFにしてパソコンで確認
・たくさんの物から自分の物を見つける:分かりやすいように印を付ける

パソコンとスマホの工夫

⚫︎こんな疑問はありませんか?
・見えていない範囲は真っ暗なの?
・他に困ることは?どういう工夫しているの?
・ボヤけて見えるの?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
⚫︎ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎3月26日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎4月16日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎4月28日(月) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
※HP / お申し込み:https://offtime.hateblo.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
⚫︎けいちゃんのあと書き
”見えにくいこと”、”見えている状況”を他の方に共有出来ないのが弱視の悩みです。逆に、けいちゃんは生まれた時から弱視のため、”見える”や”障がいのない見え方で、何が見えるのか”を想像することが出来ないです。それは、他の方の気持ちを想像すると同じだと思っています。お互いに相手の気持ちをなんとなく想像することが出来ますが、本当の気持ちは分かりませんよね。その”本当”を伝え合い、受け入れることが大事だと思っています。
⚫︎お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp
けいちゃんのつぶやき-洗濯バサミ&工夫-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
視覚障がいがある友人5名と食事に行った時のお話です。お店は靴を脱ぐ座敷の場所で、1人がいきなり”洗濯バサミ”を出して、靴に挟んでから靴箱に入れていました。理由を聞くと、探す時の”目印”にしているようです。持ち物が自分から離れると探すのに手間だったり、どこに置いているか忘れたりするし、たくさんの物から自分の物を探し出すのに時間がかかるので、目印として”洗濯バサミ”を両方の靴に挟んでいるそうです。他には、靴下を色違いに履かないように、ペア同士を挟んだまま洗濯している方もいました。もちろん、経験や視覚障がいになった年数にもよりますが、”洗濯バサミ”を使うことは、”全盲”の方がよく行なっている工夫だそうです。
「友だち同士で行くから靴の場所ぐらい教えてもらえばいいじゃん」と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに教えてもらえばすぐに見つかりますし、探すのも楽です。しかし、全て教えてもらったり、手伝ってもらうと、自分で出来ることが減り、結局全て人任せになってしまい、選択肢が少なくなります。小さいことかもしれませんが、こうして、自分で工夫しながら生活を豊かにしています。
・他にはどういう工夫をしてるの?
・掃除や洗濯、お料理はするの?
・視覚に障がいがある方同士で、どうやって外食するの?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
⚫︎ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎2月18日(火) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎2月28日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎3月12日(水) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎3月26日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
けいちゃんのあと書き
先日、全盲の友人3名だけで、焼き肉ビュッフェに行ったと知りました。駅からお店までのルート、お店のメニュー、お肉やお野菜が置いてある場所、お肉などが焼けているかどうかの確認、お手洗いの場所など、見えないからこそ困ることがたくさんあると感じています。しかし、友人たちはそれぞれが出来ることを組み合わせて、その難しいことを可能にしています。1人1人が出来ることは限られているかもしれませんが、それぞれが出来るように工夫をして、出来ることを集めれば大きな成果になると改めて感じます。
⚫︎お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp

けいちゃんのつぶやき-質問タイム&先入観-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
今回のお話は、OFF T!MEと少し離れて、子どもたちについて書こうと思います。企業研修の”OFF T!ME Biz”、個人の大人が参加する”OFF T!ME”、学校向け教育プログラムの”スポ育”、そして、週末などに開催されるスポーツイベントなど、色々な方に向けてブラインドサッカー体験会をしています。
体験後には様々な質問を受けることがあります!実は少しだけ人気者なんですよ、、、。笑
これまで受けた質問
・目が見えなくて、何か困ることありますか?
・料理や洗濯など、日常生活で困っていることは何ですか?
・仕事の時にどんなサポートが必要ですか?
・ブラサカ以外の趣味は何ですか?
・好きな食べ物は何ですか?
・何回優勝したことありますか?
皆さん、この質問の違いがお分かりでしょうか?
正解は、最初の3つが大人がよくする質問で、後の3つは子どもたちがよくする質問です。大人は”出来ないこと”や”困ること”を質問する方が多く、子どもたちは”好きなこと”や”けいちゃんについて”の質問が多いです。
・なんで、大人と子どもの質問内容に違いがあるのかな?
・”出来ること”、”出来ないこと”には何があるかな?
・”自分で工夫したら出来るようになること”、”サポートを受けたら出来るようになること”には、どんなことがあるかな?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
⚫︎ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎12月20日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎1月17日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎1月27日(月) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場 *終了後同じ会場にて懇親会を実施します
◎2月18日(火) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎2月28日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
※各会終了後に別会場にて懇親会があり、ブラサカ選手も参加します!
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
※ボールを使用しますが、練習して試合に出場することが目的ではないため、運動が苦手な方もお楽しみいただけます。
けいちゃんのあと書き
みなさんが実際にブラサカ選手に出会った時にどんな質問をしますか?ぜひ、OFF T!MEでたくさん質問してほしいです。もちろんファシリテーターへのご質問もOKですよ。「なんでパラスポーツに関わっているの?」、「ブラサカに出会ったきっかけは?」、「選手たちと一緒に働いていて驚いたことは?」など、なんでもお答えします!個性豊かな選手、ファシリテーターがお待ちしています!
⚫︎お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp


けいちゃんのつぶやき-けいちゃんとみやじ&役割-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
7月に大阪駅前のうめきた広場でブラインドサッカーの国際大会の運営に携わりました。事前設営と大会当日合わせて約1週間、大阪に行きました!普段のブラサカ体験会は日帰りや1泊が多いため、1週間は長いようで、短かったです。「見えにくいけいちゃんが国際大会の運営出来るの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。出来ないことはありますが、自分で言ってしまいますが、、、出来ることもたくさんありますよ!笑
事前の設営では、プラ柵を運ぶ、フェンスに幕を付ける、ブースの準備、軽い荷物を運ぶ、配布物のアッセンブリなどです。大会当日は、体験会の実施、ブースの運営、物販の売り子、インフォメーションでの案内係などです。どれも簡単そうに思えますが、眩しいのが苦手なけいちゃんにとっては、1人で実施するのが難しい内容が多いです。その時にいつも助けてくれるのが、JBFA職員で車椅子の”みやじ”です。プラ柵を置くにしても、どこに置くかは眩しくて見えないですし、大きいので待って歩くと周りの物に当たるので、1人だと不安です。その時に”みやじ”が「その柵の右側に置いて」や「左から人来てるから、一回ストップね」など情報をさりげなく教えてくれています。また、試合会場にはスピーカーや電光掲示板の配線がたくさんありますので、その時も「足元にケーブルあるから大きく一歩」、「そこは柵で通れないから左から」と言ってくれます。チラシを配布する時も”みやじ”は階段を登れないので、けいちゃんの目となって「3段目の左から2番目の人持ってないよ」や「あそこで遊んでる親子がこっち気にしてるから体験してくれそう」と教えてくれます。「この人坂道になると車椅子押してってすぐに言うし、自分で動かないで、口ばかり出して、嫌だなー」という感覚は全く無く、逆に「それぞれ出来ないことをお互いに補ってるなー」と感じます。
”みやじ”は、けいちゃんのことを”けー”と呼んでいます。2人でブラサカ体験会にも行きます!他の人から見ると「大丈夫かな?この2人で体験会出来るかな?」と心配されることはあると思います。けいちゃんからしたら、いつもより気を付けているので、逆に安心しています。冗談が言えて、助け合える仲間がいると思うと、少し嬉しいです。これこそが「冗談が言えて、出来ないことをさりげなく補いながら生活していて、JBFAが理想としている混ざり合ってる社会だなー」と密かに思っています。

普段は、体験会の他にどういう仕事をしてるの?
いつもどうやってサポートを受けながら仕事してるの?
スマホやパソコンはどうやって使うの?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎12月6日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎12月20日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎1月17日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎1月27日(月) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場 *終了後同じ会場にて懇親会を実施します
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
※ボールを使用しますが、練習して試合に出場することが目的ではないため、運動が苦手な方もお楽しみいただけます。
けいちゃんのあと書き
ブラサカの会場は楽しいですが、けいちゃんにとっては不安もあります。でも、その不安を取り除いてくれるのが、仲間たちです。「段差あるよ」、「左親子の方が体験したいそうです」、「一緒に運びましょう」、「これを〇〇さんに渡して来て、〇〇さんは右前にいるよ」とさりげなく教えてくれます。1週間はすごく疲れましたが、充実感あふれる1週間でした!ブラサカ選手は体験会ばかりしている???そんなことありませんよー!

お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp
OFF T!MEインタビュー!!-りんごちゃん&ともさん-
こんにちは!ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。皆さんはどこでこのブログを見つけたのでしょうか?また、どこでブラインドサッカーを知りましたか?教えてくれると嬉しいです。ぜひ、コメントをお待ちしていますね:)
それでは、OFF T!ME インタビュー第6弾。ぜひ、お楽しみくださいね♪
今回は、同行援護ガイドヘルパーの”りんごちゃん”と”ともさん”です。
*同行援護とは、視覚障がい者の外出をガイドヘルパー(同行援護従業者)がサポートする障害者総合支援法に基づく福祉サービスです。視覚障がい者の外出時に同行して必要な情報を提供しながら移動を支援する方がガイドヘルパーです。

けい:りんごちゃん、ともさん、よろしくお願いします!
りんごちゃん・ともさん:よろしくお願いします!
ともさん:ちょっと緊張しているからメモを見ながらお話しますね。
りんごちゃん:まっちゃんもよろしくお願いします。
まっちゃん:ぼくは、ずっとお2人のお話に興味があったので、同席させていただきました。よろしくお願いします!
けい:早速ですが、、、、オフタイムに参加された感想を教えてください。
ともさん:ブラサカ選手がかっこよかったです!みんなで協力して難しい内容を出来るようになったから楽しかったです。自分が見えない状態を経験したので、改めて見えない時のコミュニケーションの大切さや、見えることの大切さに気が付きました。

けい:ありがとうございます!他の参加者ともたくさんコミュニケーション取れました?
ともさん:はい!懇親会も盛り上がりました!こんな感じで大丈夫でしょうか、、、?
けい:はい!もちろん大丈夫ですよ。ありのままにお話いただければ嬉しいです!
ともさん:はい!よかったです。
けい:りんごちゃんは、いかがでしょうか?
りんごちゃん:初めて会った人同士でも壁を取っ払って、見えない状態で体験して仲間になれるのがよかったです。名前を呼ぶのがポイントと言っていたので、みんなで認識し合うことが出来て、一歩踏み込んでコミュニケーションを取ることが出来たと思います。

けい:りんごちゃん、りんごちゃんって、皆さんにめちゃくちゃ呼ばれてましたね。なぜ、りんごちゃんなんですか?笑
りんごちゃん:ガイドネームです。りんごが好きなので、、、。
けい:親しみやすくて、覚えやすいですね!ともさんはガイドネームありますか?
ともさん:私はとものままです。
けい:シンプルで分かりやすいです!
けい:お2人はオフタイムでどんな内容が印象に残ってますか?
ともさん:準備体操ですね!知らない人と組んで、一所懸命伝えましたが、伝わらなかったです。答え合わせの時に言葉の大切さを実感しました。

けい:準備体操は伝えたいけど、複雑なストレッチだと伝え方が難しいので、もどかしくなっちゃいますね、、、。りんごちゃんはいかがでしょうか?
りんごちゃん:全員でアイマスクする体験ですね。司令塔が現れて、みんなをまとめてくれた。それに、体験会が始まる前なのに、みんなブラサカボール初めて触るので、自然にパス回しが始まったのが驚きだった。
ともさん:スポーツの良さだね!
りんごちゃん:本当に誰も「始めよう」って言わずとも、自然に始まったよ。
ともさん:いいですね!
りんごちゃん:最初はボール1つでやってて、途中からボールが増えて、大変だったよ。笑
ともさん:すでにスタートから楽しそう!!
けい:そうですね!皆さん楽しそうにやっていましたね!お互いにニックネームを呼び合いながら実施してましたね。
けい:コミュニケーションが大変とおっしゃっていますが、同行援護の時にいつも視覚障がい者に声をかけて情報を提供しているので、オフタイムでの声かけもスムーズではなかったですか?
りんごちゃん:情報提供の種類が違うかも、、、。体験では自分も見えないから発信しないといけなかったから、使う能力が違うと思うな〜。体験中は意思疎通するために”クロックポジション”を使うけど、ガイドの時は自分が言いやすいように工夫してるからあまり使ってないんですよ。自分が見えているから、「もうちょっと前」とか言っちゃうもんなー。
けい:クロックポジション大事ですね!目の前にアナログ時計があるイメージで、遠いところの正面が12時、右が3時とか言うよ。物の場所とか道を教える時に使う人もいますね。自分は逆に使っちゃいます。たまに「3時半」って言います。笑
りんごちゃん:そうなのー?笑

けい:(笑笑)ともさんは何回かご参加いただいていますが、2回目以降と初回とで何か違いなど感じますか?
ともさん:オフタイムに参加する前は、「安全に行けるかな?」、「この情報量で大丈夫かな?」って、いつも緊張しながらガイドをしていたのですが、それだと利用者さんにも緊張感が伝わってしまうと思いました。利用者さんには緊張よりも、外出している時の楽しさを伝えたいと思い、オフタイムの何かが役に立てると思い参加しました。参加してみて、分かりやすい説明の方法を発見したので、その発見を身につけるためと、伝える技術を磨くために何回も参加しています。
けい:外出する時は楽しい方が利用者さんにとっても嬉しいですもんね。そもそも、お2人の同行援護のガイドヘルパーを始めたきっかけはなんでしたか?
ともさん:前職は接客業でしたので、視覚障がいのお客さまも多く、どうやって楽しんでお買い物が出来るか、どんな方法が良いか考えた時に、調べたら同行援護が出てきました。それで、資格を取ろうと思いました。
けい:そうなんですね!自分もそうですが、視覚障がい者は、情報を取るのに時間かかるので、物を選ぶのがめんどくさいと思ってしまい、同じ物を選ぶことが多いんですよ。そこで店員さんが優しく説明してくれると新しい物に挑戦したくなります。
まっちゃん:僕は選手に飲食店のメニューを説明するのですが、写真の説明が苦手なので時間がかかってしまいます。その時に店員さんの説明があると僕も助かりますね!笑
けい:りんごちゃんはいかがでしょうか?
りんごちゃん:歩いている時に白杖を持っている方をよく見かけます。バスが来たタイミング、電車に白杖が詰まったり、困ってそうな状況はずっと気になっていました。「声をかけたいけど、ちゃんと案内が出来る知識が欲しい。」とか「どういうふうに案内やお手伝いが出来るか知りたい。」って思ってた。
けい:そうですよね。お手伝いしたいと思っても、どうやって声をかけたら良いか分からないですよね、、、。「何かお手伝いしましょうか?」って声かけると良いですが、皆さん知らないですもんね。
りんごちゃん:そう!そういう情報を知りたかったんだよー。コロナ禍だったので、情報は過去のものばかりで、なかなか良い情報が見つからなかったんだ。何かのきっかけで、ブラサカ協会を見つけて、同行援護の情報を見て、ガイドヘルパーを募集したり、研修もやっているので、色々教えてもらえると思いました。
ともさん:私は研修に参加して、たくさん教えてもらいました!
りんごちゃん:ガイドになって、一歩踏み出したって思った。色々新しいことに出会えて、ブラサカもそうだし、ともさんと出会って、オフタイムを教えてもらったしね。
けい:そういう繋がりがあったんですね!オフタイムが同行援護や生活に活かせることなどありますか?
ともさん:オフタイムに参加してブラサカに詳しくなって、ブラサカが友人やお客さまとの会話のきっかけになっています。それと、言葉で説明しようと意識したり、自分の気持ちを伝えるけど、相手の気持ちをさらに確認することを心掛けています。
りんごちゃん:事務職なので、社内での情報提供を常に考えています。色々な情報から「何をこの人に伝えるか」、「伝えたいことを伝えられているか」、「色々なことを伝えると情報がボケて分からないな」とか、思考回路のもっていき方のクセがついてきたと思う。
けい:お2人はガイドヘルパーだけでなく、ボランティアとして大会運営にも来ていただいていますよね?同行援護などの福祉サービスを統括している岡本に無理矢理にお願いされているんですか?笑
りんごちゃん:バレた?笑
ともさん:はい、、、。お願いされてます。笑
りんごちゃん:(笑笑) 最初に「手引き体験をやりたい」って言われました。ブラサカ大会運営のボランティアに入ったことがあり、大会の雰囲気は知っていたので、初めてだけど一緒に試行錯誤して出来ると思った!

けい:即答でOKだったんですね!
りんごちゃん:そう。ガイドヘルパーがいなくて、マッチングが出来ないって聞いてるし、平日も行きたいけど、会社があって行けないから、ガイドヘルパーが増えるといいなって思ってた。岡本さんがガイドヘルパーを増やそうと頑張ってることやガイドヘルパーになるための研修の回数を増やしてるのを知ったから、「色々な方に同行援護に行って欲しい!」って思ってお手伝いを決めた。
けい:思いが通じあったんですね!
りんごちゃん:そうです。その時のブースでともさんと出会いました!
ともさん:「風が強くてゆっくりアテンドしましょう」と話しながら、他の方とも仲良くなりましたね。
けい:ブース運営に携わっていた皆さんがホスピタリティの高さと、お客さんに笑顔で接しているところが、すごく印象に残っています!
りんごちゃん:ガイドが楽しいから色んな方にやってほしいと思っているからかな。ガイドは大変だし、色々気をつけないといけないことはありますよ。でも、大したことあるけど、大したことないって思う。見え方の度合いが違うだけで、一緒にお話しすると楽しいと思っています。それを皆さんに知ってほしいですね!
けい:安全第一ですが、楽しんでいるんですね!
りんごちゃん:そうですね!色んな方の話、ブラサカ代表選手とのお出かけ、一緒にブラサカ練習したり、色んな話を聞けたり、経験したり楽しいよ。皆さんの経験や考えが違うので、生活様式も違う。見えないから生活するのに工夫が必要で、それぞれ自分で工夫しながらストレス溜めないように”選択”しながら生活してるって感じた時にストンと思った。
けい:確かに自分がやりやすように常に工夫してます。
けい:ともさんはどうですか?
ともさん:新しい情報が入って、新しい世界を知れたことですかね。私は視覚障がいの知り合いに”ミートミークス”アプリを紹介されました。他の同行援護は、利用者とガイドヘルパーが話をして、予定を合わせるのですが、時間がかかるので、依頼を断られることが多いそうです。それをアプリでマッチングが出来るのは便利と思いました。
けい:アプリにチャット機能もあるので、すぐにやり取りが出来ますもんね。
ともさん:事前にアプリで利用者さんの行きたいお店や欲しい物を知ることが出来るから、行く前に準備が出来るからさらに良い時間を提供出来ると思った。便利だからみんなにもミートミークスを使って欲しいと思った。
りんごちゃん:そうね。事前に情報収集が出来るから当日慌てなくても大丈夫なのが良いです。利用者さんも安心出来ると思います。

けい:オフタイムの時も同行援護の話で盛り上がってましたね。
りんごちゃん:オフタイムに参加した時に「ガイドやってる」って言っても、他の方は何をやっているか分からなくて、説明しちゃったよ。
ともさん:私の時もそうだった!
りんごちゃん:社員研修とかに取り入れてもらって、みんなにもっと知って欲しいね。やってることろを見せないと想像つかないから、声かけようと思ってもやり方分からないと声掛けしにくい。
ともさん:私が説明する時は、介護ヘルパーって先に言ってしまう。ガイドヘルパーは認知度が低いから介護って言うとイメージ出来る人が多いですよ。そこからガイドヘルパーの説明をしてます。
りんごちゃん:それ分かりやすいですね!去年までは私も知らなかったです。ボランティアかと思いました。
ともさん:私もです。
けい:ガイドヘルパーという単語自体があまり知られていないんですよねー。毎回の外出が楽しいとおしゃっているお2人ですが、印象に残っているエピソードはありますか?
ともさん:利用者さんと一緒に洋服を選んだことがありました。前職の経験を活かすことが出来た!一緒に探して良いものを買えたから、お互いが楽しくて、winwinだった!
けい:面倒くさがらずに、じっくり説明してくれるのは本当に嬉しいです!りんごちゃんはどうですかー?
りんごちゃん:情報提供が出来た瞬間だね。そうだねー。映画とランチに行った時ですね。疑問に思っていることがあって、見えている情報だと答えが分からなくて、UDキャストの音声ガイドを聞いていた利用者さんに確認したら、視覚情報はなかったけど、音声情報には答えがあった。その時に答え合わせ出来たのが楽しかった。情報提供している側だけど、情報を提供されている側でもあるって思った。
けい:UDキャストの音声ガイドは映画とかを音声で説明してくれる映画館にあるアクセシビリティですね。テレビの副音声みたいなイメージですね。確かにあれは便利です!
ともさん:利用者さんと映画は行ったことないけど、博物館とかの音声ガイドは聞くと楽しいですね。答え合わせね。盛り上がりますね。エピソードを聞いてるだけで楽しいですね。
けい:お2人のように楽しく活動いただいている方がいるので、自分たちの生活が豊かになっていると感じます。こらからもよろしくお願いいたします。最後にひと言お願いします。
りんごちゃん:ガイドヘルパーは楽しいですよ。
ともさん:一緒にオフタイム参加して楽しい時間を過ごしましょう!

今後の開催
◎9月13日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎9月25日(水) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎10月18日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎10月25日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
※ボールを使用しますが、練習して試合出場が目的ではないため、運動が苦手な方もお楽しみいただけます。
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
けいちゃんのつぶやき
今回はガイドヘルパーとして活動いただいているお2人にお話していただきました。「ガイドヘルパーはハードルが高い」、「視覚障がいの方と一緒に歩くので特別な知識が必要」と考える方がいらっしゃると思います。そんなことはありませんよ。例えば、飲食店のメニューを読んだり、一緒に歩く時に「階段登りますよ」と声をかけたり、このお野菜は⚪️⚪️円ですよと情報を伝えたりすることが多いです。りんごちゃんも言っていましたが、ガイドヘルパーをすることはたいしたことありますが、大したことないです。ぜひ、興味を持ってくれると嬉しいです。
けいちゃんのつぶやき-思いやり&回転テーブル-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
今回のお話は、OFF T!ME後の懇親会でファシリテーター”ま〜坊”、カズ選手とのひと時です。回転テーブルがある中華料理屋さんで、カズ選手とけいちゃんの間にま〜坊が座るフォーメーションで食事が開始しました。次々とお料理が運ばれて来て、ま〜坊は自然に「唐揚げ食べますか?」、「けいさん、酢豚来ましたよ」、「カズさん、餃子のタレは何がいいですか?」といつものように気遣いしてくれていました。
カズ選手とけいちゃんは何を注文したかは、みんなが店員さんに言っているのを聞いているので分かっています。ただ、何のお料理がどこに置いてあるのか、お皿にどれぐらいあるのか、どのように盛り付けられているかは見えません。「自分が取った物が途中で落ちたらどうしよう」、「間違えて取りすぎてしまったらどうしよう」、「自分が料理を取るのが遅いと他の方に迷惑がかかってしまう」などと考えてしまいます。ま〜坊的には「目が見えにくいから取ってあげている感覚ではなく、先輩だから取っているだけです。カズさんとけいさんがいつも僕のことを助けてくれるのと同じですよ」とのことです。すごく嬉しいですね!
定食のように場所が決まっていて、最初にどこに何が置いてあるのかを覚えてしまうと大丈夫ですが、みんなで取り合うような形式、今回の回転テーブルみたいに、物の場所が変わってしまうと分かりにくい時があります。生活している中で、物の場所を変えないように気を付けています。ちなみにけいちゃんはクローゼットの洋服や本棚に置いてある本の順番を覚えていて、すぐに探せるようにしています。笑
ブラサカ選手と一緒に仕事している時、
お互いに何を意識しているの?
仕事の中で難しいところは?
どんなふうに仕事を進めているの?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎6月14日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎6月28日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎7月19日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎7月24日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
※ボールを使用しますが、練習して試合に出場することが目的ではないため、運動が苦手な方もお楽しみいただけます。
けいちゃんのつぶやき
社内で使うシステムが変わったから、使い方が分からなくなった。上司へ報告するフローが変わったから、誰に聞けば良いか分からなくなった。地図アプリに沿って歩いているのに道に迷ってしまった。買い物するのを忘れて、買いたい物が売り切れになってしまった。そんな困っている時に誰かが、声をかけてくれると嬉しいですよね。「障がい者だから困る」ではなく、「困るのはみんな同じで、その人が偶然障がいがある方だった」と思って接してくれると嬉しいです。そう思うと自然に思いやりの気持ちが出てくると思います。
お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp

けいちゃんのつぶやき-物価上昇&矛盾-
みなさん。こんにちは!
ブラインドサッカー選手のけいちゃんです。
「けいちゃんのつぶやき」と題して、視覚に障がいがある私だからこそ、日常で発見したこと・気が付いたことをシェアしていこうと思います。気軽に読んでいただけると嬉しいです:)
GWはすごく天気がよかったので、BBQ、セーリング、サイクリング、ブラサカ練習など充実した休日でした!今回はGW中に全盲夫婦の友人宅へ行った時のお話です。全盲といっても少し光を感じることが出来る方もいらっしゃいますが、このお2人は光も感じることが出来ない見え方です。2人目のお子さんが産まれたのでお家に遊びに行きました!物価上昇しているのでミルクやオムツ代も値上がりしているとのこと。そこで「毎月の電気代が他の家庭よりも1.5倍ぐらい高い」と言っていました。
全盲で光を感じないのに部屋の電気を付けないで生活をしているので、電気代は安いと思う方もいらっしゃるかもしれません。安全と節約を考慮して、使わない電化製品はコンセントを抜きたい、でも、刺さったままでないと困るので、電気代は高いそうです。理由は、音声で操作しているため、コンセントを刺したままでないと使えない家電が多い、部屋の電気が付いているか忘れちゃうことがあるので付けっぱなしが多い、ガスよりも電気を使うことが多いなどです。
見えないのに部屋の電気付けるの?
料理をする時はガスを使わないの?
見えないのにどうやって⚪️⚪️をやっているの?どうやって工夫しているの?
気になることは、OFF T!MEで発見が出来るかもしれない!
ブラインドサッカーを用いたワークショップの開催日
◎5月24日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎6月14日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎6月28日(金) 19:00-20:30 / 会場:神田
◎7月19日(金) 19:00-20:30 / 会場:高田馬場
◎7月24日(水) 19:00-20:30 / 会場:神田
※HP / お申し込み:https://www.offtime.jp
※毎回、現役のブラインドサッカー選手が参加します!
※ボールを使用しますが、練習して試合に出場することが目的ではないため、運動が苦手な方もお楽しみいただけます。
けいちゃんのあと書き
見えないから電気を使わない=電気代が安いという先入観を持っている方もいらっしゃるかもしれません。自分が知らないことへの先入観を持っていることが多いですよね。”見えないから⚪️⚪️しない”、”見えにくいから⚪️⚪️が出来ない”という先入観。見えないから記念撮影しない、そんなことないですよー。
お問い合わせ先
NPO法人日本ブラインドサッカー協会 オフタイム担当
TEL:03-6908-8907
Mail:offtime001@b-soccer.jp
