OFF T!ME|目をOFFにすると、発見がある。

日本ブラインドサッカー協会が運営する、ブラインドサッカー体験プログラム「OFF T!ME」のブログです。ブラインドサッカーで培ってきたものが、コミュニケーション、チームビルディング、ダイバーシティ理解に効果をあげています。

オフタイムならではの出会い【メグ】

こんにちは!

 

みんなのOFFT!ME第8回目。OFFT!MEでは「メグ」と呼んでいただいております高橋めぐみです(^^)

 

先日、第15回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権が行われ、Avanzareつくばの4連覇で幕を閉じました。

OFFT!MEでお会いできた皆さんも多くいらしてくださり、

観戦に来て下さった方、ボランティアとしてかかわってくださった方などなど、多くの方と再会できてとても嬉しかったです。

 

OFFT!MEでお会いした方は、他の場面でお会いする方と比べて印象深く覚えているなあと思います。

外側からみなさんのワークを見ていることが多いですが、そこで一人一人の事を知れるからこそなのではと思っています。

アイマスクをしてグループに分かれてもらうと、自分は動かず声を発して人を集める人や、静かに聞いて自分から動いていく人、周りの人の事を配慮してタイミングを見て声を出す人などなど。

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リーダーシップの取れる人だなあと思ったり、周りが良く見えているなあ(目では見えていませんが笑)と思ったり。

 

是非オフタイムで自分の得意なコミュニケーションを知りに来てください!

第8回OFFインタビュー【後編】

こんにちは!ハジです。前回に引き続き石井純平さんのインタビューをお送りいたします。オフタイムの魅力や学びを後半では語っていただきました。

 

ハジ:「ワークの中では全員がアイマスクをして動くというタイミングもありましたが、みんなが見えないという中でのコミュニケーションはいかがですか??」

石井:「見えない中で声を頼りに集まったりということをしたのですがそもそも全員が集まり切れているのかわかりませんでした。」

ハジ:「声だけで全体を把握するのはやはり難しいですよね。」

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石井:「でもこの状態って見えていても似たような状況に陥るのかなと思いました。例えばどこかに行く時待ち合わせをしていて集まり切っていないけど出発してしまって後で一人追いかけてくるみたいなことが時々あります。自分たちは集まることができたと思っても忘れていた時は全体が見えていなかったということでは同じかもしれないと感じました。」

ハジ:「なるほど!全体を把握するというのは状態にかかわらず難しいですね。」

石井「やはり、大切なのは相手の立場に立って考える、ということにつきるかと思います。自分のことをわかってよ、とついつい考えたくなっちゃいますが、自分とは違う状況であることを常に念頭に置くことがコミュニケーションの秘訣なのではないかと思いました。そんなことを再認識させてくれたのが今回の体験でした。」

ちょっと視点を変えまして今度はチームになってからのことをお聞きしたいなと思います。オフタイムでは初めて会う方とチームを作ってやっていくわけですが、最初初めましてからチームが出来上がっていく過程というのはどのような感じでしたか??」

 

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石井:「やはり最初はなんとなくぎこちない感じでしたがだんだんと仲良くなっていきました。終わるころには昔からの友人のような関係になっていました。」

ハジ:「そうなれた要因というのはいくつかあるかと思うのですがどんなものがあげられるでしょうか??」

石井:「大きかったのはできた人を単純に素直に褒めてあげることができたというのがありました。それから失敗をしても大丈夫という関係性が作れたというのも大きいと思います。できる自分もできない自分もさらけ出すことができましたね。」

ハジ:「さらけ出すことができるとふるまったり自分を作ったりしなくていいので居心地がいいですよね。」

石井: 「あとはやっぱり、チーム全員で全力で取り組んだからですかね。若い人も年配の人も、どうしたらうまくいくのか、どうしたら周りのチームに勝てるのか、という気持ちで一つにまとまりました。やはり、何事も全力で取り組んで初めて見えてくる世界があると感じました。」

ハジ:「こんな昔からの友人のようになれるオフタイムをもし勧めるとしたらどんな人に勧めたいですか??」

石井:「いろんな方に体験していただきたいですが、まずはサッカー好きな人にはぜひやっていただきたいですね。後は立場のある年齢層の高めの方に体験していただきたいと思います。誰にとってもコミュニケーションをとらえなおすことに繋がる体験になると思います。」

ハジ:「ありがとうございました。ぜひまたオフタイムにいらしてください。」

 

 

今回のインタビューを通じチームができていく中でお互いが認め合うことの大切さを伝えられるのがオフタイムの気付きになっているのだと再認識しました。

インタビューにご協力いただきました石井さん本当にありがとうございました。

 

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第8回OFFインタビュー【前編】

こんにちは!!ハジです。

今回は2020年のオリンピックパラリンピックをきっかけにオフタイムに参加してくださった石井純平さんにお話しを伺いました。

オフタイムから感じたブラインドサッカーの面白さを存分に語っていただきました。

 

 

ハジ:「本日はどうぞよろしくお願いいたします。早速ですが、石井さんがオフタイムに参加されたきっかけを教えていただけますか??」

石井:「今会社の中で2020年のオリンピックパラリンピックに関わることをやっていまして、その中でパラリンピックに特に関心を自分は持ちました。しかしよくよく考えるとパラリンピックのどの競技も体験したことがないことに気付きましてそれで体験してみようと思ったんです。」

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ハジ:「体験できる機会や場所もそんなに多くはないですもんね。参加するに当たってイメージとして持っていたものなどあったらお教えいただけますか??」

石井:「個人的な思いなのですがまず一番に考えていたのは見ていてもやっていても楽しいものでないと盛り上がらないだろうという思いはありました。なので楽しいものだといいなと思いながらイメージをしていました。」

ハジ:「楽しいということはすごく大事ですね。私達もオフタイムを進行していて楽しんでもらえるような空気作りは意識していますね。」

石井:「後、サッカーをがっつりやるものだと思っていました。だとすると相当難しいだろうなと思いました。動画を事前に見ていましたので自分がやるとなるとできるのかという心配がありました。」

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ハジ:「実際当日を迎えてみてはどうでしたか??」

石井:「まずは参加者の人が多いなという印象を受けました。」

ハジ:「最近平均的に15人は保てるようになってきたので多いなという参加者の方はいらっしゃいますね。始まってみて最初に感じられたことはどんなことでしたか??」

石井:「最初にアイマスクをして体操をした時に立場の違う人同士のコミュニケーションって難しいなと思いました。」

 

ハジ:「それはどんな難しさですか??」

石井:「アイマスクをしていない人がアイマスクをしている人に体操を教えるというものだったのですが、アイマスクをしている人としていない人という立場の違いもありますしそれぞれの人で言葉に対するイメージも違いますので伝える方法という部分ではかなり苦労しました。」

ハジ:「確かに言葉の理解の仕方だったり使い方って人によってほんと違いますね。」

 

 

 

前半はここまで!!次回はチームでのワークや石井さんの感じたブラインドサッカーの魅力をお届けいたします。

 

 

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 平日も、休日も、昼も、夜も、開催中。

 http://www.offtime.jp/

 

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ブラインドサッカーと出会って【コジ】

日本ブラインドサッカー協会の小島です。オフタイムでは「コジ」と呼んでいただいております。

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ブラインドサッカーとの出会いは7年前の専門学生時代に協会のインターンとして始まりました。インターンとして関わった2009年のアジア選手権はとても大変でしたがいろいろ方と出会い、とても勉強になり人してとして成長できたように思います。そしてとても楽しい日々でした。

 

インターンが終わってからはスポ育プログラムの講師として6年間協会のお手伝いをしてきました。そして、この6年間は児童養護施設施設の職員として働いてきましたが、今年の4月からブラインドサッカー協会で働くことになりました。

ブラインドサッカーと出会い、自分の個性を認めてもらえる嬉しさを感じました。自分と違うものを受け入れ、尊敬出し合える関係性の大切さに改め気づくこと出来たように思います。これからはスポ育で自分が学んだこと、子どもたちに自分が学んだこと、一人ひとりの個性の大切さや思いやりを伝えるために努力していきたいと思います。

 

オフタイムでも皆さんと楽しく過ごしながらブラインドサッカーで多くの事を感じていただければと思います。また、自分にとってのオフタイムは皆さんから多くの学びのある場所です。皆さんから多くの話を聞けることが自分に新たな気づきがあると思っています。「出会いは成長の種」とケツメイシの歌にもあったような…

オフタイムでお会い出来るの楽しみにしています。

 

よろしくお願いします。

 

 

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コミュニケーションとは【たっつん】

プロサッカー選手を引退し、初めて体験したOFFTIMEで受けた衝撃は今でも鮮明におぼえています。

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サッカーの世界ではコミュニケーションという言葉は毎日のように使われ、非常に重要とされています。
そんな世界のプロ選手ともなれば、それはもう、コミュニケーションのプロといっても過言ではない!!
なんて思いながら、参加したOFFTIME。
 
相手に物事を伝える難しさを痛感。
今までの自分のコミュニケーションって何だったんだ?
全然伝わってなかったんじゃないか?
 
自分のチームや組織に対するアプローチって正しかったのか?
もっとやれる事があったんじゃないか?
 
たくさんの事に気づかされ、考えさせられました。
 
コミュニケーションって、相手に言葉をかける事がコミュニケーションじゃない。
伝えて相手が理解して、動いてくれて初めてコミュニケーション。
 
そんな事を自分が体験をしながら、身体と頭と心、全部でフルに体感できるのがOFFTIME。
 
参加する度に、最近の自分はどうかな?
と毎回見直す機会になっています。
 
是非皆さんも一度体感してみてください!
 
 

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第7回OFFインタビュー【後編】

こんにちは!ハジです。オフインタビューの続きをお送りしたいと思います。

前回松尾さんには参加したきっかけと当日を迎えるところまでを伺いましたが今回はチームで行うワークそしてこのオフタイムがどんな価値をもたらすのか。そんなところを語っていただきました。お楽しみください。

 

ハジ:「チームに分かれて行うワークもあったかと思うのですがそちらについても少し教えてください。まずどんなチームでしたか??」

松尾:「男性と女性どちらもいたのですが、比較的男性は勢いがあっていけいけな感じだったんですがそこのコントロールをうまく女性のメンバーがやってくれているような感じでした。」

ハジ:「かなりバランスの取れたチームだったんですね。」

松尾:「終わってみるとそんな感じでしたね。」

ハジ:「終わってみてということは最初のうちは違ったんですか??」

松尾:「やはり初めて会った人同士ですので最初はお互いに気を使っているみたいな空気はありました。」

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ハジ:「それがとれた時ってどんな時でしたか??」

松尾:「やはり目標を与えられてそれに向かって頑張ろうとなった時に一気に距離も縮まりましたし「この人達なら任せられるな」と思いました。」

ハジ:「そこまでの信頼感を築けるって素晴らしいですね。その他にチームでやったことで何か印象に残っていることありますか??」

松尾:「なんとなく感じていたことではあるのですがやはりボールを蹴るのは難しかったですね。」

ハジ:「どのあたりが難しかったですか??」

松尾:「ボールを止めようとした時にかろうじて足に当てることはできるんですけどそのボールがすぐにどこかへ行ってしまうんです。きれいにぴったり止めるというのはとても難しいですね。」

ハジ:「音を聞いてそばに行くことはできるんですけどぴったり収めるのは難しいですね。」

 

ハジ:「最後にこんな人にオフタイムをお勧めしたいというのがあったら教えてください。」

松尾:「自分がボランティアに興味があって参加したので是非そういう人には参加してほしいですね。そこでしてあげるばっかりがボランティアでないということを知ってほしいと思います。

私自身オフタイムでいろいろな発見があり自分も楽しめましたしそのうえで誰かの役に立てればいいかなと思いますので。」

ハジ:「ありがとうございます。また是非参加してください。」

 

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今回松尾さんにお話しを伺いオフタイムの持つチームを作る力やコミュニケーションを考える気付きの場になっていると感じました。

ご協力いただいた松尾さんありがとうございました。

 

 

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お待たせしました!第7回目のOFFインタビューは松尾さんです

オフタイムブログをご覧の皆様!!

またまたご無沙汰してしまいました。気が付けば2016年ももうすでに2月。時がたつのは本当にあっという間です。

さて、今年最初のオフインタビューは松尾亮二さんにお話を伺いました。

日頃からボランティア活動などに興味を持たれているという松尾さん。夕方のカフェでじっくりと伺いました。全2回に分けてお送りいたします。

 

ハジ:「松尾さん!今日はよろしくお願いいたします。」

松尾:「よろしくお願いします。」

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ハジ:「早速なのですが、オフタイムはどのようなきっかけで参加されたのでしょう??」

 松尾:「オフタイムスポンサーのアセットリードの方に紹介していただいて参加しました。」

 

ハジ:「最初どんなイメージを持たれましたか??」

松尾:「ブラインドサッカーをするんだろうなと思いました。テレビなどをみて協議の存在自体は知っていたので楽しみでした。」

 

ハジ:「ブラインドサッカー知っていたんですね。」

松尾:「仕事で生命保険に関わる仕事をしているのですが、障がいを負ってしまったりすることは誰にでもあると考えていてそんなところからボランティアなんかについては割と敏感に情報を得るようにしています。そんなところでブラインドサッカーもいつか体験してみたいと思っていて機会をいただいたので参加してみました。」

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ハジ:「なるほど!!そういう考えから行きついたんですね。そして当日を迎えたわけですが実際最初にアイマスクをしてみていかがでしたか??」

松尾:「かなり不安でした。そして声の大切さをすごく感じました。最初に体操をしたのですが、常に情報を伝えてもらわないと今周りがどうなっているのかがわからないので不安でした。」

ハジ:「逆に伝える側の立場はどうでしたか??」

松尾:「自分が常に伝えてもらえないと不安だったのでたくさん話すようにしたのですが、人によって言葉の受け取り方ってこんなに違うんだなという発見がありました。」

 

 

 

第1回目はここまで!

次回はチームで行うワークについてそしてこのオフタイムがどんな効果があるかなどをお送りさせていただきます。

お楽しみに。

 

 

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