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続・第4回目のOFFインタビュー、オフタイマーから選手へと転身したタケさん!〜後編〜【ハジ】

前編に引き続き、オフタイム参加者から選手へと転身したタケさんこと竹内さんのOFFインタビュー後編。

 

竹内さんは、過去4回オフタイムに参加され、先日1/31に行われたマーブルカップで念願の試合デビューを果たしました。チームは善戦するも1失点が響き、出場5チーム中最下位という結果に終わりました。試合後の竹内さんに初めての試合について語ってもらいました。

 

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ハジ:試合お疲れ様でした。2年越しの試合デビューという夢がかなったわけですが、率直な感想を教えてください。
竹内:難しかったです。体験会や練習とは全然ちがいましたし。でも全部で4試合やって慣れてきたということと、自分がプレイヤーとしてどういうプレーが得意なのかということがわかったような気がします。

 

ハジ:決定的に練習と違ったところってどこでしょう?
竹内練習では多くても2対2とかをやっていて、自分以外の3人のいるところを把握していれば良かったのですが、試合となるとそれが7人に増えるんですよね。しかも、練習の時よりもコートが広いので基準となる自分の位置ですら怪しくなってきますし。

 

ハジ:これは何年続けても課題として残ってきますね。私もだいたい10年くらいやっていますが、すべてを完璧に把握しているかと言われれば完璧とは言い切れないですから。そんな中でも徐々に慣れていき、自分の得意なプレーを見つけられたわけですが、そこまで到達することができた理由は何なのでしょうか。
竹内:これがブラサカが持っている力だと思うのですが、ほとんど初めて会ったような人達と下の名前やニックネームで呼び合っていたんです。オフタイムではそうだと思うのですが、仕事とかではこれは当たり前ではないことなんですよね。たいていの場合、さん付けとかで呼んでしまうんです。自分の場合はこれは年下の人が相手でも同じです。でも、試合ではさん付けとかで呼んでいる間に展開は変わってしまう。だから呼びやすい名前で呼ぶんです。そうすることで、意識しなくても相手との距離が縮まりチームとしてのまとまりができてきました。

 

ハジ:オフタイムそのものですね。年齢も所属もバラバラの人達が一つの目標に向かって団結していく。結果は最下位と振るわなかったですが、可能性を感じさせてくれるチームでしたね。もし来年この大会があったら出場されますか?
竹内:もちろん出場します。そして念願の1得点と1勝を手に入れたいです。
自分はどちらかと言えば守備が得意だと思うので、必ずしも自分で得点するのではないかもしれませんが、やはり勝ちたいので、必ずリベンジします。

 

ハジ:また練習にも遊びに来てくださいね。リベンジに向けて一緒にがんばりましょう。

 

インタビューに答えてくださった竹内さん、ありがとうございました!

 

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